1998  
城 Castle Theater
撞 Crash
Alternative Living Theater
Dan Dan Theater Production
商品劇場
ムーニング 
ストアハウス・カンパニー
DA・M
2001
Theater Mandiri 
Makhampom Theatre Group 
Body Phase Studio
unit OM-2
ジンジャントロプスボイセイ
DA・M
2003
Theatre Bazy
NAAS Acting Company
Centre for Asian Theatre  
Unbearable Dreams
ゴキブリコンビナート
流山児★事務所
OM-2
2005
Exile Theatre
Bishkek City Drama Theatre
Sovanna Phum Company
Integrated Performing Arts Guild
Unbearable Dreams3
イマージュオペラ
チームタパス
クアトロガトス 
2010
Al-Khareef Theatre Troupe
Members of Unbearable Dreams
Asia meets Asia Official-Web-Site
 
HOME ■AA紹介 ■活動歴 ■Photos ■参加地域・団体 ■賛助会員募集

Asia meets Asia2005 参加作品/参加劇団

1998

 城 Castle Theater  『正祖大王』 The great King of Jung-Jo  Suwon/Korea

1983年、演出家を中心に、ソウル近郊の水原市を拠点に活動を開始。演劇の現代的発展を模索する新しい形式美を追求しつつ、地域の歴史的素材の現代化を通して自国の文化的アイデンティティを問う作品を創り続けている。今回作品『閑中録』は朝鮮時代の激しい政争に翻弄された父子の悲劇を、母(女性)の視点から描きだす。狭い暗闇に響く父母を呼ぶ子の叫びは「サドセジャ」の物語として今も人々の心に残る・・・
代表:金聖悦
 

 

撞Crash  『五十年蟲症』  "Hong Kong Fifty Years Bugs" Hong Kong 

"Clasは、香港の社会運動に文化的な面で大きな力を発揮してきた「民衆劇場」(PeopleTheater)の創立メンバーを中心に、アーティスト達の集合体として、1998年に設立された新しいアンサンブルです。――「民衆劇場」は1981年の創設以来、アジアの他の地域で同様な志向を持った劇団と交流を続け、東南アジア各地へのツアーも含む「アジア民衆劇場フェスティバル」を3回組織し、1997年にはインドのオルタナティブ・リヴィング・シアター(カルカッタ)と共同作品を創作しインドツアーを行っている。
Clashは、より香港の社会に深く根ざした地元に密着した活動を目指し、劇場ばかりではなく街頭でも、観客の自発的な参加を促す公演活動を行っている。集団は平等な共同創作の形態で運営されていて、作品には古いものと新しいものが混在し、時に衝突することもある集団の発想と個人の意識が共存する。公演では、香港及び中国の歴史や文化に基づく事柄を題材に、インプロビゼーションや身体表現、オブジェ、特殊な装置を使ったボーカリゼーション、など様々な手法を取り入れた創造的な舞台により、観客との生きた交流を創り出している。現在、外国からのアーティストや一般の人までも含めたワークショップ活動を盛んに行い、そこから生まれる公演(Playback Theater)を中心に活動している。

 

Alternative Living Theater 『第3戦争』"TTHIRD WAR"est Benbal/India

劇団主宰者であるProbir Guha (1947生)は、西ベンガル地方を中心に、新しい理想や人間精神の変革を目指し、商業主義、地方自治主義、偶像崇拝、政治的無関心等に反対する立場で常に社会と深く関わりあう創作活動を続けている。Alternative Living Theaterは声、歌によりメタファーが具体化される。その意味で「開かれた、生きた演劇」なのだ。またこの間、グハは、世界各国にて有数な演出家との共同作業やワークショップも手掛けている。
代表:プロビール グハ

 

單單表演工程 Dan Dan Theater Production 『Aku』   Kuala Lumpur/Malaysia

1992年4月に幾位芸術学院演劇科の卒業生と教師によって旗揚げされた單單表演工程は、マレーシアの乏しい演劇環境下にありながらも、断えず演劇に新しい活力を注ぎながら、様々な形態の公演を精力的に行い、各方面から多くの称賛を得ている。リーダーのスン・チョン・ミーは、マレー大学、地方のテレビ局、での演劇講師やコラム執筆をする傍ら、現在、マレーシアの舞台芸術についての比較論をまとめている。『三代』では過去3代にわたる女性の姿を通して、マレーシアの歴史と人間の幸福とは何かを問いかける・・・
代表:スン・チョン・ミー

 

商品劇場 『マデュバイ小学校奪取』   Tokyo/Japan

92年に結成された商品劇場は、主宰・大岡淳の演出作品上演の活動の中心に据える演劇制作ユニット。演劇を「西洋化」の道具とう役割から解放し、「近代化」を推進した深層エネルギーに触れる媒体と再定義して、ヨーロッパ周辺部の諸文化に範を仰いだ作品をつくり続けてきた。『マデュバイ小学校奪取』は、フランスのポストモダン・フェミニズム理論家エレーヌ・シクスーが、インドの女盗賊プーラン・デヴィを主人公にして描いた戯曲の上演である。 
代表:大岡淳

 

ムーニング 『しけた駅のしけた改札』  Tokyo/Japan

 

ムーニングは、1989年に小林真、瀬戸純一郎、鷲尾敬子の3名で結成された。近年、「音のある風景劇」と題して、台詞を省き、俳優の動きと音楽のイメージによって、短いシチュエションを紡いでいくという表現方法を試みている。新作「しけた駅のしけた改札」では、ある小さな駅を舞台に、暇な駅員と、いろいろな思いを抱きながらしけた駅のしけた改札を利用する人々の出合いと別れの風景を、様々な音楽にのせて描く。
代表:小林真

 

ストアハウス・カンパニー 『箱』     Tokyo/Japan

 

1995年、木村真悟が16年間主宰し、台本・演出を手掛けた劇団七転舎を解散し、公演毎に出演者を募集・選定し、ワークショップを経て公演を行う劇創作集団として設立。主宰する木村真悟は1984に設けたアトリエを94年に本格的な小劇場『江古田ストアハウス』に改装。"劇場から劇を発想すること"を目標に劇場業を始動。プロデュース公演、提携公演の企画・制作に携わる。一方、ストアハウス演劇研究所を主宰。研究生の指導、一般参加者のワークショップ等を行っている。
代表:木村真悟

     
2001  
 

Theater Mandiri WAR  Indonesia

 
1971年Putu Wijayaによって設立。"Mandiri"は、自立を意味するジャワ語。劇団は家族的で、作品は台本からではなく参加するメンバーによって形成される。目標は"精神的な恐怖"、つまり見る者を乱し、ゆさぶり、長く当然と考えられてきた価値を再検討することにある。 1974年からジャカルタとインドネシア各地で公演を続け、1991年アメリカ4都市ツアーにて「YEL」、1998年現代インドネシア・アートサミットにて「NGEH」を公演。代表のPutu Wijayaは、インドネシアの現代演劇、文学の中で最も著名で多作な人物であり作品のいくつかは世界各国で翻訳され、多数の国際的な賞を受けている。今回は戦争をテーマに、人々がそれを憎しみながらも絶え間なく続く戦争<世界戦争、宗教戦争、家族戦争、民族戦争、愛の戦争・・・>の矛盾を問いかける。

Director; Putu Wijaya
Staffl:
Dewi Pramunawati, Egy Massadiah Serojag
Cast: Putu Wijaya, Alun, Bambang Ismantoro, Egy MassadiahAguy Sabarwati,
Ucok Hutagaol.

▼舞台写真 ▼詳細情報 ●JapaneseEnglish

 

Makhampom Theatre Group  CHAO LAR returns    Bangkok/Thai 1981 

 
70,80年代の民主化運動から生まれた地方演劇グループ(1981年設立)。伝統的、現代的な上演様式を結合するスタイルを発展させながら、麻薬乱用、民主主義、環境保護、子供の権利等の諸問題を提起し多くの支持を得ている。国内各地やイギリスやドイツ等の海外公演とともにワークショップやトレーナー養成等の活動により地域文化開発などに力を注いでいる。今回の公演"CHAO LAR returns"は古代タイ北部の民話"PRA LOR"をタイの麻薬問題と絡めて脚色したもので、1994年にバンコクのスラム街20ヵ所で初演され、地元の観客に大きな反響を呼ぶ。舞台はタイ語と英語による会話に、舞踊と音楽や歌唱を加え、身体的想像力を強く喚起する、言語の壁を超えた作品に仕上げている。体的想像力を強く喚起する、言語の壁を超えた作品に仕上げている。

Tour manager/Co-ordinater KWANHATHAI BOONLUE
Artistic director PRADIT PRASRTTHONG
Actor SOMSAK SIRIPAN
Actress YADA KRIANGKRAIWUTTIKUL
DUANGJAI HIRUNSRI
DUANGKHAE BUAPRAKHON
SUTARA
▼舞台写真 ▼詳細情報●JapaneseEnglish

 

Body Phase Studio 『黒洞』 Taiwan 1992

 

今回作品:Black Hole(2001 version)
〜1999大地震の犠牲者と台湾の歴史の幻影とが地下で待ち合わせ!

1992年以降、環太平洋地域の芸術グループとの沢山の交流プログラムを主催。1995年台湾の先住民族の言語によるオイディプスをプロデュース、北京と台北にて公演。代表のMo-lin Wang は、多くの演劇批評を手掛け、1980年代から活発になる台湾の小劇場運動の中で常に大きな影響を持ち続けてきた。今回の舞台は、台湾921大地震の後に現れた私の夢の世界、マスメディアの報道、そしてカフカの中編小説『穴巣』、Lundkvistの長編詩『阿加迪爾(アジャディル)』(1960年モロッコ大地震の史詩)、ブラジル第三映画の中の『食人宣言』、さらに役者の稽古中の身体(声・動き・想像)、私にとって最も重要な『聖書』などのテクストやイメージを凝視する過程から生まれてきた意象によって構築されている。

構成・演出: 王墨林
出演:王仁千 劉懋璋 劉懋瑩 王惠強 洪麗芬 鄭志忠 
▼舞台写真▼詳細情報

unit OM-2 いつか死んでゆくであろうすべてのものたちへan Tokyo

OM-2の主要メンバーから成るユニット。演劇、ダンス、パフォーマンスなどのジャンルを飛び越え独自の表現を模索する。
OM-2は'80年に結成され、前衛的で実験的な作品を発表し続けるグループ。'94年より海外での活動を開始。シンガポール、カイロ、ボルドー、N.Y.など世界各国のフェスティバルに招聘され高い評価を受けている。また海外のアーティストとのコラボレーションによる作品づくりも行なっている。その他にソロあるいはユニットを組んでの活動もあり、様々なフェスティバルなどに参加している。

出演者:内田久美子、村岡尚子、中井尋央、佐々木敦、柴崎直子、早貴弓夏、
町田則子 浅村信夫
スタッフ:監修/真壁茂夫  美術/池田包子、鴫原史江、萩原康吉 他
▼舞台写真▼詳細情報

ジンジャントロプスボイセイ Zinjanthropusboisei デンQ Tokyo 1994

ジンジャントロプスボイセイはアフリカで発見された最古の人類の学術名。化石人類の視点から、どの時代・社会にも属さない神話のような世界を構築し、現在の私達の人間関係に新たな角度から光をあてる。演劇とパフォーマンスの領域を越境する新しい表現を指向。1994年設立。最近作 2000年1月"i am sleepy..."アートスフィア 2000年9月"青ひげブラジャー"スパイラルホール 今回の作品について:電球。光と熱を放つ涙の形。涙は少しずつ数を増し、やがて光の海となる。涙の海の向こうに"私達"はきっと誰かを求めている。それが誰かを知っていたり知らなかったり。ジンジャントロプスボイセイが挑戦する"ほとんど"無言劇は感傷的で美しい叙情詩です。

作/演出:中島諒人 出演:蔭山千幸 高橋等 齊藤頼陽 矢部久美子 
スタッフ 舞台監督:赤羽三郎 音楽:スズキクリ 衣装:熊崎つゆみ メイク:デボラ 舞台美術:中島諒人 
制作:秋田佳子
▼舞台写真 ▼劇団HP http://www.apes.co.jp/zinjan/

DA・M Theater   Tokyo Japan  
1997
1998『真っ昼間の地平線〜Daydream Horizon Impro.』

2001『トマトをたべるのをやめたとき』

1986年設立。<プロト・シアター>を拠点に劇団やジャンル、国籍の枠を越えたアーティストたちとの共同的な実験公演を精力的に展開。物語やテーマを持たず、観客と向き合う<今、ここ>に立つ素裸の人間の断片的な行為・言葉/声・イメージの構成により、<生そのものの揺らめき>を探り出そうとする。1995年より国内外のフェスティバルや公演にて、「それは私の夢じゃない」「aruku/アルク」「IL VULCANO」を発表。集団的な即興行為の発掘・組織化により、始源性と今日性の融合する未知の演劇的想像力を開拓し続ける。

今回の『トマト・・・』では、何でもない日常と隣り合わせにあるもう一つの現実を夢想しながら、連綿と続く有形無形の、静かで激しい、動きの混沌を舞台に創り出していく・・・何のため、誰のため?「答えは呼吸のおく」

出演:サキ 八重樫聖 今井あゆみ 中島彰宏 都丸永子 
音楽:竹田賢一(エレクトリック大正琴)
構成・演出:大橋宏
 ▼舞台写真 ▼劇団HP http://village.infoweb.ne.jp/~dam/

2003
 Theatre Bazy   From Iran
Baziは、ペルシャ語で「話さない」という意味で、イランではマイムのひとつのジャンルを指す。Bazi劇団は、言葉を多用せず身体行為とともに視覚的な効果を多様し、ジャンルを超えたブラックユーモアと批評性に富んだ魅力的な作品づくりに取り組んでいる。イランでは非常に数少ない実験的グループの一つである。政教一致の宗教国家から爆発的な変化を遂げつつあるイラン国内の社会状況下で活動しつつ、近年は1998年にバングラディッシュ、2000年イタリー、2001年パリ、ドイツ、2002年NY エジンバラと精力的に海外公演を行い、国際的にも高い評価を得つつある。今回作品では、一人の教師と聾唖の少女の関係が描かれる。教師は少女に初歩的な技能習得のための訓練をするが、悉く失敗に終わる。教育は、少女にとって抵抗のための武器でしかない。作品はかごの中で上演され、空間はパブロフ心理学を連想させるが、それ以上に、強いられた社会的条件に対する実存主義者的な立場からの無言の怒りの表現なのである。この作品は、精神的な力の途轍もない内的な強靭さをみせてくれる。
The Mute Who Was Dreamed Time : 60 minutes 
A play without dialogue セリフのない演劇
Writer , set designer and director Attila Pessyani
Cast  Fatemeh Naghavi trainer トレーナー(教師)
Setareh Pessyani the girl 少女
Khosrow Pessyani the boy with umbrella 傘を持つ少年
Attila Pessyani the dream 夢
Dramaturge Mohammad Charmshir
Assistantdirector Siroos Hemmati
シノプシス  ひとりの聾唖者、聾唖で盲目の少女が、教師の訓練と教育を受けている。トレーナーはなんとか少女の世界の内部に入ろうとする。この絶えず続く対立のなかで、少女は教育によって獲得したツールを、いかにトレーナーと教育そのものに対抗して使うかを学ぶ。

劇団名のバジーとは、ペルシャ語でマイムのひとつのジャンルを指す。舞台は言葉を多用せず身体行為とともに視覚的な効果を多様する。演出家の彼は、ブラックユーモアを含んだ批評的、実験的な作品に取り組むイランでは非常に数少ない演劇人の一人である。1998年活動を開始以来、1998年にバングラディッシュ、2000年イタリー、2001年パリ・ドイツ、2002年NY、エジンバラと精力的に海外公演を行う。この作品では、精神的な力の途轍もない内的な強靭さをみせてくれるだろ。
▲Top
 NAAS Acting Company,
  Iraqi artists in Exile (Germany & Holland) 亡命中のイラク人アーティストのグループ(ドイツ、及びオランダ在住
  コーディネート担当のEl-Amari博士は、ベルリンを拠点とする「ユートピア93」を組織し、ベルリンの壁崩壊後における現代芸術の多文化的発展において、南北を隔てるあらゆる壁を取り除くことをテーマに活動している。当初、イラクの来日メンバーは中東から参加する予定だったが、イラク戦争開戦とともに、彼らは消息不明となったため、彼女はヨーロッパ在住のイラク人亡命アーティストによるグループで来日することとなった。――イラク戦争時、国外難民として生きる女性、一方国内に留まり空爆下で生きる女性。異なる状況を生きる二人の女性の間に交わされたサイバー・コミュニケーションは、機能不全状態に陥り、画面は重なり合うイメージで溢れかえる。Santurというアラブ伝統楽器が奏でるリズムにのせた舞台は、アラブの伝統的表現を用いながら、ニュース映画の「真の意味」を問いかけ、マルチメディアと戦争で引き裂かれた魂の混乱を憤りとともに浮き出していく。今回のアジア・ミーツ・アジアのために製作した、新鮮な芸術的実験を携えてイラクのアーティストたちが前進することは、戦争による精神的傷跡に抗するきわめて勇気ある一歩であ る
 
FIGURES FROM IRAQ, Duration 上演時間 : 45- 50 minutes
Producer and author Mr Faris El-Mashta  
Dramaturg Prof. Dr. Lamice el-Amari
Musician Wesam Al Azzawy
Performer Zeinab Al Mashta
Jabber Kassab Abdulhadi
Ishtar AL-Mafraji
Nadia 
岩井さやか 
 
 
作品の概要 戦争の直前、そして開戦後の数日間、イラクの少女(Basma)は、インターネットで亡命しているいとこ(Zaynab)と連絡をとっている。彼女は、戦争について、またイラクに留まる彼女の家族や友人たちの状況について手紙や写真を送る。しかし、インターネットはイラク政府と連合軍の双方から二重に監視されている。その上、Basmaのコンピューターは、ほとんどのイラクの機械と同じように、経済制裁以前に作られたとても古いものだ。そのため、彼女のコンピューターの画面には、興味深い、混乱した場面を呼び起す、重なり合った画像や多くの物語が映し出される。俳優たちは、代表的なアラビアの楽器であるシタールの演奏とともに、ときには悲劇的に、ときには喜劇的に、そのようなほとんど超現実的なイメージを舞台上に創り出す。

Basmaは、近所の女性エンジニアのFatimaと彼女の妹、Hananのことをいとこに語る。サダムの戦争で非常に多くの男性が殺されたので、Fatimaは結婚できるかどうか不安を感じている。彼女はずっと独身でいたくはない。そのため、年老いた男との結婚に同意する。しかし、その外国暮らしの見知らぬ男は、ほんとうに彼女と結婚しにくるのだろうか?

第2の電子メール
Basmaは、いとこにバクダッドを震撼させたニュースを書き送る。退役した病気がちの将軍が家のすぐ外で車椅子ごと失踪した。かれはどこへ消えたのか?誘拐されたのか、殺されたのか?将軍の妻と娘が捜索にでかける。彼女たちの旅が、イラク社会の悲喜劇的な断面を明るみにだす。

第3の電子メール
コンピューター画面の画像が、衝突し、錯綜する。Basmaは、サダム大統領統治下、警察に連行されないために20年間も自宅の地下室に身を隠していた男について書き送る。Zaynabは、集団墓地と、そこで愛する者たちの遺体を捜す人々を見る。その人々の中に叔母がいる。その叔母は、23年前に失踪した行方不明の夫を探し出すことができるだろうか?見つけ出せるだろうか?彼女は、夫の遺体を発見するのか、あるいは夫は生きていて、とうとう彼女のもとへ帰ってくるのか?

最後の電子メール
 Zaynabの古い、データを詰め込みすぎた、しかも厳しく検閲されているコンピューターが壊れてしまう。Basmaは書き送る。「イラクに戻って来て、あなたが必要なの。」

 Zaynabはなんというだろう?
 
▲上演台本
▲Top
 Centre for Asian Theatre(CAT)    Dhaka, Bangladesh
CAT(1994年創立)は、バングラデッシュ唯一のプロフェッショナルなレパートリーシアターである。西欧や現代ベンガルの作品を、古典的なサンスクリット演劇や民族的な形式などアジア的表現方法を取り入れながらも、新しいスタイルで上演している。その他、「子供のための演劇」プログラムや、国際交流の促進を目指すワークショップやセミナーを展開。ノルウェイとインドとの交流が特に多い。演出のK.Niluは、伝統と現代との衝突と融合を模索しながら、他のアジア現代演劇のアーティスト達同様、演劇言語の探求に取り組んでいる。幅広い上演歴の中には、毛沢東時代の中国革命オペラの上演記録もある。今回の上演は、サンスクリット演劇の叙事的物語から発展させた反戦をテーマとする作品で、ベンガリ(バングラ)の民族的な演劇様式や儀式、コーラス、ダンスとともに近代的なテクニックの諸要素を実験的に取り入れている。通常、激しい戦争シーンは、文学的言語によって表現されるが、彼らはアクロバット的な動きを強調し、伝統スタイルを打ち破っている。
 
Urubhangam
Director Kamaluddin Nilu
Performers Monir Ahmed Shakil   Sabina Sultana  Sardar Aftab Uddin Delwar Hossain Dilu   Shahadat Hossain  Abul Kalam Azad Shetu
Sathi Sarker  Anwar Hossain Chowdhury
Rafi
シノプシス Urubhangamは、現存する最古のサンスクリットドラマのひとつである。2世紀か3世紀にBhasaによって書かれた。インドの偉大な叙事詩マハバーラタの中の、最後の戦いの描写に触発されたものだ。Urubhangamは、Centre for Asian Theatre(CAT)の上演のように、主要登場人物であるDuryodhanaが、戦場で瀕死の重傷を負った後の精神的な成長を通して、反戦を表現する芝居である。この上演は、サンスクリットドラマの特徴を保ちながら、民族的な様式と演劇運動のなかで生まれた近代的なテクニックを混合し、非写実的なアプローチを試みたきわめて実験的な作品である。

Urubhangamは、ヒンズー教のカースト(世襲制階級)のクシャトリア(軍人と支配階級)に属する兄弟の子孫である2つの名家、Kauravas家とPandavas家が敵対するところから始まる。それまでの確執の結果、Pandavas家は数年にわたる亡命生活を余儀なくされる。しかし、Pandavas家は帰還し、世襲財産を要求した。Kauravas家はその要求を退け、その結果戦争が引き起こされた。物語はSamantapanchakaの戦場の場面へと導かれる。Kauravas家は打ち負かされ、何百人ものKauravas家の男たちが殺された。ただひとりDuryodhanaだけが生き残り、彼は何百人もの兄弟たちの死に対する復讐を願う。

 ほら貝の音―戦争が差し迫ったことを示す―が聞こえる。その音に引き続いて、音楽と踊りでこの芝居の作者であるBhasaの栄光を讃える上演前の儀式が役者たちによって行われる。これから始まる破壊的な戦いで重要な役割を果たすふたりの王、Kauravas家のDuryodhanaとPandavas家のBhima Senの歌をコーラスがうたい、ふたりが登場する。

Duryodhanaが、象に乗り、兵士を従えて戦場にやってくる。ケトルドラム(nakara)が打ち鳴らされる。兵士たちは歌う。まるで戦場に赴くのではなく、楽園に住む妖精たちの花婿の選抜会に行くかのように。

Bhima Senも現れ、2人の王による棒術による戦い(gada)がはじまる。そして両家の兵士たちがその戦いに参戦し、血で血を洗う戦いへと発展していく。戦いは何時間も続き、やがて地に倒れているDuryodhanaがみえる。

語り手が、戦争は王や兵士の命を奪い、象の命も奪ったと述べる。

近隣の同盟国の王であるBaladevとDuryodhanaの恩師(garu)が傷ついたDuryodhanaに近づく。Baladevは激怒し、Bhima Senがルールを破ったことは許せないと主張して、復讐したいと望む。しかし、Duryodhanaは同意しない。彼は彼がだまされたのだという見解には同意せず、何百人ものKauravas家の人々が死に、彼自身も死に赴こうとしている今、これ以上の戦争は何の意味もないと主張する。Duryodhanaは、ここで起ったことは最高の神の思し召しにちがいないから、復讐しないようにBaladevに頼む。

Duryodhanaの父である盲目の王Dhritarashtraが、Duryodhanaの母、Gandhariを伴って息子を探しに戦場へ現れる。ふたりは息子の惨めな姿をみて嘆き悲しむ。何百という英雄の父であるDhritarashtraは、棒術の戦いにおけるペテンによって、先の戦いでただひとり助かった息子が、永遠に自分のもとから去っていこうとしているのを見てひどく動揺する。両親に最後の別れを告げるDuryodhana。

語り手は、Duryodhanaが彼の妻にどのように最後の別れのことばを伝えたかを語る。そして、彼の息子に、Pandavas家は父方の親戚であるから、彼の死後 Pandavas家に奉納物を送り、将来は彼らを讃え、仕えるようにと助言する、と語る。

このときほら貝の音が再び聞こえる。恐怖で何百羽もの大ガラスが飛び立ちはじめる。まるで戦争が終わるどころか、あたらしく始まろうとしているかのようだ。Asvatthamaが、突然弓を手に持って悲しみに沈む戦場に現れる。ビュンとうなる彼の弓の音がパニックを引き起こす。

AsvatthamaはDuryodhanaに、KrishnaとPandavas家に教訓を与えるために戦う準備はできていると誓約する。Duryodhanaは、これ以上の無益な戦いは控えるように、と彼に助言する。Asvatthamaは、Bhima Senはあなたの腿を粉みじんにしたばかりでなく、あなたの誇りをも辱めたのだとDuryodhanaを説得しようとする。Duryodhanaは言う。王とは威厳の象徴であり、私は英雄として自らの名誉のために戦った。このとき、語りが物語を中断し、意見を述べる。Duryodhanaの窮状は、何年にもわたる難民生活でPandavas家が被ったあらゆる不正よりひどいとは言えない、と。しかし、AsvatthamaはDuryodhanaに言う。邪悪なBhima Senがあなたにしたことに対して、我慢することなどできない、と。そして夜にはPandavas家の者を一人残らず焼き殺す戦いを始めると誓う。Baladevは、Duryodhanaに言う。彼がひとたびPandavas家を破壊しようと決意したら、なんびとといえどもAsvatthamaを押しとどめることはできない。

Duryodhanaは松明のあかりに囲まれていることに気づく。まるで森が火事で燃えているように彼には思われる。語り手が語る。Duryodhanaが見ているのは松明の明かりではなく、Duryodhana を永遠の世界へと運ぶ車として大気を送る7つの海、大洋、ガンジス河、ジャムナ河である。Duryodhanaは悲痛の内に死を迎える。

 
▲Top
 Asia meets Asia 2003 Collaboration Project No.3
 Hong Kong-Taipei-Tokyo Image Theatre
1997年よりこのアジアミーツアジアにて交流を深めて来ました劇団DA・M(東京)とClash(香港)の共同作品(2000年)の2作目になります
今回の共同公演では、台湾の盲人達による劇団Shin Bao Dao Blind Theatre
から3名、そして外部に開こうと急速な変化を遂げつつあるベトナムより若い女性アーティストが1名新たに加わりました。
――夢を見ることは人間の休養での最も重要な活動である。 まだ体が休んでいる時に、知性は興奮して働き始めようとする。 けれども大抵我々は目が覚めた時には、ほんの少ししか思い出さない。 その忘れられた場所にパフォーマー達は分け入ろうとする。を入れた。 忘れ去られた世界に交信し、足を踏み入れとようとするだろう、それは同時に石仏が崩壊が呼び覚ますように。(彼・それ)らは時間と空間を広げ曲げ、イメージの境界をなくし、奇妙に繋がり、持続し、あるいは重なり合う。場面は突然移行し、 いくつもの時と場所が同時に存在しはじめるだろ

台本や演出を持たず“0”の地点から共同作業が開始されます。さまざまな境界を越えてワークショップを重ねながら、言語や文化の壁を越えて”私”と”他者”をブレンドし、「混乱する時代」に向き合う新たな劇的想像力の可能性を突き出そうとするアジアミーツアジアならではの冒険航海です

Unbearable Dreams2

監修  湯時康 Tom Tong Sze Hong(Clash/香港)  
王墨林Mo-lin Wang(台湾)
大橋宏 Hiroshi Ohashi(DA・M/日本)
音楽 邱立信
駱竟才K.C.Lok 
竹田賢一
Performer
 Hong Kong:  朱秀文 ?美玲 袁堅? 湯時康
Taiwan 李新宝 廖g 廖燦誠
Vietnam Nguyen Quynh Chi
Japan 八重樫聖 今井あゆみ 中島彰宏 鎌田健二+花崎攝
無音の音 No music???Sound
無体の身 No action?-Body
無目の視 No looking??-See 
無境の心 No emotion?mind

稽古場に見て感動がある Perspectives deeply touched by the Performance

 
参加劇団 DA・M
Clash
Shin Bao Dao Blind Theatre 
1998年、盲目のアーティストChen Kuo-Pingにより創立。台湾で初めての全盲の、また視覚障害者によって設立された劇団。2001年、著名な身体表現の研究者である、Wnag Mo-lin氏を芸術監督として迎え、外国の多様なジャンルのアーティストとの共同作業を続けてきている。同時にまた、目や耳や足の不自由なアーティストを招待しているフェスティバル”Festival of the Sixth Senses" "Colour Fantasy Festival" を毎年開催し、彼らが価値ある芸術に寄与することで障害者の可能性をより公共性のあるものにしようとしている。相互交流によって情報が交換され、好奇心が満たされ、無視や恐れが取り除かれていく。このような活動によって、多様なグループ間の認識と理解が獲得される。

Works:
1998《Angles in the Night》1999 Dec《Please Listen to Me》2000 July 《Lottery Mania》
2000 Dec 《Fluter, the Night is Young》2001 Dec《Black Hole》,《Beyond》
2002 Dec《Outside the Black Hole》,《the Nudeness of the Eyelid》2003 Apr.《Dance Baroque-the Prison of Eyes》
2003 July 《Listen, Watch?, and Stop》,Kafka's《the Warden of Tomb》


盲人たちは光と色が想像力の中にだけある闇の世界に住んでいる。彼らは自分の体と他者に触れることによってしかその具体的な存在を受け止めることができない。しかしながら、このプロセスは盲人たちの動きをユニークで鋭敏なものにしている。私たちは今、不定形な身体地図を共に持って際限のない新たな開拓地への冒険に招待されている・・・・
▲Top
 ゴキブリコンビナート GOKIBURIKONBINATO    Tokyo, Japan
キケン、キタナイ、キツイの3Kミュージカルを特徴とする劇団ゴキブリコンビナート。底辺層の生活を克明に描く作品群は泥臭く息苦しいなかにも微妙なユーモアが漂っており、痛みを伴ったお笑い、嫌悪を伴った娯楽として定評を得ております。今回、額縁スタイル+舞台を他の集団と共有という形式がイベントの趣旨上決まっているため、いつもは服が汚れるのも嫌だし、怖いしでなかなか行けないというお客様も安心してご覧になることが出来るでしょう。国際色あるイベントなので、テーマも植民地、奴隷売買、民族対立、石油利権と、大風呂敷を広げたいところです。どこにでもある家庭や学校や職場の描写から始まっていつの間にか人類が大昔から繰り返してきた愚行、人間が始まったときから宿命的に背負ってきた病的な部分が浮き彫りになる。そんなミュージカルにしたいと思っております。
 
『ジャハンナム』ジャハンナム JAHANAMU 
出演者 オメス吉祥寺 Omesu Kichijouji
古澤祐介  Yusuke Hurusawa
スピロ平太 Supiro Heita
セロトニン瘍子 Serotonin Youko
作/演出/美術/音楽 Dr.エクアドル DOKUTA EKUADORU
表現は多様であるに越したことはありません。無惨に殺戮されるチベット人達の胸中はいかなるものか?そこから出てくるものを私は見たい。漢民族に蹂躙される高砂族の魂の叫びに耳を傾けたい。あなたの国の空を飛ぶのはF15ですか?どの国の生活がうらやましいですか?どこへ行っても真理は一つ。「搾り取り、搾り取られて生きるのさ」。これ人類の宿命。手を合わせ、地にひれ伏して、誰の不幸を祈るのですか?地を這い、泥を啜り、足を引っ張り合って生きているあなた方に、夢の言葉を手向けましょう。「罪は拭えない。出口はない。墜ちるところまで墜ちるだけ」さあ、一緒にうなされましょう。もがきたくとも手足すら重い鎖で囚われているとき、どんな呻きを放ちますか?私はそれが聞きたいのです。ふかふかの絨毯の上の生活から紡ぎ出される「芸術」などというものを私の視野に入れないでください。
▲Top
 流山児★事務所
エジプト、ロシア、韓国、カナダ、中国など世界20都市以上を巡り、「人間の自由意志と宿命の対立を描く超現実ドラマ」「魅惑的な社会風刺劇」といって評を受け、ビクトリアでは国際演劇祭グランプリを受賞。観客総立ちのスタンディング・オベーション。革命劇は世界共通である!!事を体感し今、尚進化し続ける『狂人教育』。1962年、60年安保闘争の後、25歳の若き天才劇詩人寺山修司が書き上げた人形劇台本を演じる6人の女優と人形遣いを演じる男優の物語に再構築し上演する。消費される演劇だけが  する現在、演劇の成立基盤や制度を揺るがすような前衛劇であるテラヤマ作品は世界言語と成り得る。社会性と人間の尊厳、支配者(権力)と民衆、メディアとそれに操られる大衆という対立する構造のもとに際限のない入れ替わりの悪夢を描く「オペレッタ風現代喜劇」。テラヤマ没後20年を迎えた今年、生々しくエネルギッシュな見世物(大衆)実験演劇が東京に帰ってきます。お見逃しなく!!<流山児祥生誕56年記念公演!!>
 
『狂人教育』〜Educating Mad Persons〜
寺山修司
演出 流山児祥
音楽 本田実
英訳 青井陽治
出演 青木沙織・米山恭子・伊藤弘子・木内尚・井沢希旨子・うね部七歩・沖田乱・V銀太・本田実・谷宗和・イワヲ・竹内大介
▲Top
 OM-2

ベルン→グダンスク→ワルシャワ→東京→金沢→アテネ→シテティン→ベルリンを横断してきた作品なのですが、今回はそれをAsia meets Asiaのためにプチっとしました。 
最近、OM-2が昔やっていたような作品をまた観たいとよく言われますが、私たちとしては私たちなりの<今>を実験していますのでOM-2の現在を観てください。 
ちなみに、このあと、12月公演(ハイナー・ミュラー/ザ・ワールド参加)、2月大阪公演(フィジカルシアターフェスティバル参加)、3月公演と続いて大忙しですよ本当に。がんばります。
 『プチ いつか死んでゆくであろうすべてのものたちへ』
構成・演出 真壁茂夫
出演 佐々木敦、中井尋央、村岡尚子、柴崎直子、内田久美子、掛川祐子、浅村信夫、他
▲Top
2005
 “Beyond the Mirror” Bond StreetTheater(NY)+  Exile Theatre(Afganistan)  
 
Exile Theatre (Afghanistan) --
Director Mahmood Shah Salimi
Actor Mohammad Jamil
Actor Abdul Salim
Actor, Musician Ahmad Zia
Actor, Musician Anisa Wahab
Bond Street Theatre (USA)--
Director Joanna Sherman
Managing director Michael McGuigan
Performer Christina Gelsone
Musician Andy Teirstein
 
  ビヨンド・ザ・ミラーは、アフガニスタン史の過去30年を占める戦争と占領の事態を考察する作品である。抑圧的なソヴィエトによる統治、ムジャヒディーンの混沌と蛮行、タリバン時代の極度の制限、更には現政権の曖昧な状態。この作品は、イグザイル・シアターの感情表現法とボンド・ストリート・シアターの身体表現法を、その創作に反映している。主として言葉によらず、象徴的な表現や強制的な表象、両劇団の身体的及び音楽的技術を使って、生き延びるための苦闘と人間的精神の源の生々しい描写を創出する。  
▲Top
     
 
Bond Street Theatreボンドストリート・シアター
  1976年創立。独自の演劇作品を創造すると共に、古典テキストに革新的なアプローチを行い世界中でパフォーミング・アートのプロジェクトを複数創り出している。中国・ブラジルなど多くの伝統的な身体・身振りによる表現(フィジカル・アート及びジェスチェラル・アート)を訓練することで、言語や文化の国境を超えて人々の心を捉え理解される劇言語を開発しようとしている。彼らの作業の基本には、生命に形とダイナミズムを与えるジェスチェア、儀式、象徴、遊戯などがあるが、それらが、竹馬やアクロバットや仮面、音楽、人形劇やダンスといった印象的な演劇形式と相俟って質の高い作品を創り出している。作品は多くの国々の演劇祭で発表され、1990年には、多様な文化や規律が相互に混ざり合うその革新的なプログラムが評価されてマッカーサー賞を受賞した。
1984年、ボンドストリート・シアターは初のイスラエル人とパレスチナ人によるストリート・シアターをエルサレムで創設した。以来、ベルファストやコロンビア、カナダで民族混合のアート・プロジェクトを複数行っている。また、2000年には、ブルガリアの人形劇団Theatre Tsveteとのコラボレーションを行い、言葉によらない「ロミオとジュリエット」をコソボ危機に呼応した作品として仕上げた。この作品は2001年から2003年にバルカン諸国とアメリカ合衆国でツアーを行った。2002年、the Performing Artists for Balkan Peace(バルカン半島の平和のためのパフォーミング・アーティスト達)という集団を創設。これは、旧ユーゴスラビアの平和と民族相互のコラボレーションに献身するアーティスト達のネットワークである。9.11の後、パキスタンのアフガン難民キャンプで公演。2003年にはアフガニスタンに赴き、難民キャンプで出逢ったアフガニスタン人グループ、エグザイル・シアター(Exile Theatre難民劇場)とのコラボレーションを行った。このニ劇団は、オリジナルの演劇作品をふたつ創作しアフガニスタン国内でツアーを行った。ボンドストリート・シアターは、アフガニスタンに新たな演劇的展望をもたらしたとして、アフガニスタン文化省より賞を与えられた。
 

Top▲

Exile Theatreエグザイル・シアター(Afganistan)
▲Top 2000年にパキスタンのぺシャワールで設立されたアンサンブル・シアター。タリバン政権があらゆる芸術を禁止した際に強制出国させられたアフガニスタンの複数の劇団、映画・テレビのアーティストや作家達から成る。難民生活の間に劇場芸術を復興するために、この組織が設立された。この難民生活の中で、彼らは長短合わせて15の芝居を含むプログラムを6つ創作した。2002年春、パキスタンで最後の公演を行っている最中に、その政治的な内容のためにパキスタンの警察及び情報局に演劇活動を止められた。彼らの作品は、政治、社会、経済、文化の諸問題やアイデンティティーの危機を取り上げている。言葉による演劇の他、マイムや音楽も用いている。

アフガニスタンに臨時政府が樹立した後、エグザイル・シアターはカブールへ帰還。2003年6月から7月にアメリカのボンドストリート・シアターとコラボレーションを行い、カブールでの第1回作品として、言葉ではなく身体による抽象的なスタイルを使った「イン・ザ・ミラー」及び「ガーデン・パーティー」を制作した。第2回作品「ザ・サーチ」は、2003年10月7日、アフガニスタンの「芸術の日」に上演された。この作品は、歴史的組成物、宗教・政治・金の三角関係を探求する人間について、これも言葉によらないスタイルで作られた。

エグザイル・シアターは、様々な異なるジャンルの芸術を用いて、リアリズムや表現主義や象徴主義といった芸術の諸流派から、そのメッセージと見解を伝達しようとする。本来、物語を語る静的な演劇というよりは、ダイナミックな演劇であり、写真や映画、舞踏、アクロバット、スポーツなどを作品及びトレーニング・プログラムに使用している。そのスタイルとテーマ故に、アフガニスタンの伝統演劇との関係においてオルターナティブ(新しく)かつ実験的である。
 

 

Top▲

 OMUR - Life 生…. " Bishkek City Drama Theatre  
  Art leader, director of the Theatre Tsytsygma Umrualieva
Assistant of art leader, coordinator, translator Aalamgul Umrualieva
Sound, light Urmat Belekbaev
Director of performance Bekpulat Parmanov
Performers Nazgul Razzakova Ruslan Orozakunov Bayastan Abylkasymov  Dinara Abdykadyrova
        Talaikan Abazova  Guljamal Mamytbekova  Nakinay Dyikanova

<変化の風、または、宇宙と同等の生…>人間。 生。 空間。 時。幾重にも層をなす人の生は思索と幻想に満ちている。ロシア詩人、A.S.プーシュキン曰く、「私は生きたい、考え苦悩するために」。これは人間と世界の関係性についての問題である。時空に生きる人間は、同時に、その属する文明の番人になりうる。それぞれの文明には、最も価値有るもの ―その文明が抱える世界と人間 ― に関する独自見解がある。人間が、この全てに対する意味である。人は、そこから歩み始め、そこへ幾度となく立ち戻る最終地点を必要としている。この地点は、人の「記憶」にある。若い頃の曇りない空の記憶、崇拝する精神の記憶、最も恐るべき世界悲劇としての戦争の記憶、モラルの見えざる境界を踏み越えた人々の記憶、古代トルコ史と先祖の土地を保存することの記憶、創造主によって見出された誰かを我々に与えてくれる人間の力を超えた偉大なる愛の記憶、「人生の目的は生そのもの…」故の世界調和の記憶。最終地点はそうした記憶の中にある。
 
▲Top
.....    

Top▲

 Reviving subalternity 裏面史の蘇生:
  Sovanna Phum Company(カンボジア) +Integrated Performing Arts Guild (ミンダナオ)
 
 
Dramaturgy King C. Lok 駱竟才
Co-director Steven P.C. Fernandez (IPAG)
Co-director Mann Kosal (Sovanna Phum)
Performers Melvin Pascubillo (IPAG  Wenna Balaido(IPAG)  
        Chumvan Sodhachivy (Sovanna Phum)  Sam Pysak (Sovanna Phum)
        Skaya Xigu(水田部落)  Fudu (水田部落)   Amado C.Guinto(IPAG) 
        Racquel de Loyola (New World Disorder, Manila)
 
  この作品は、カンボジアとミンダナオのダンスシアターが共同で行った アジア所作言語シアターの実験についてのものです。作品に至る調査過程として、台北で原住民族のパフォーミング集団、ウォーターフィールド・シアター後援によるワークショップを行いました。
モチーフは、破壊勢力が外部から侵略する以前の歴史的原点、及び、植民地主義以降を歴史的文脈の中で新たに語り直すことを探索することにあります。
カンボジアの人々は大量虐殺を経験。芸術は人々の心の傷を癒すためにあります。ソバンナ・パム(Sovanna Phum)は10年前に設立され、2002年にシンガポール人プロデューサー、オン・ケン・センと共同で大量虐殺に関する作品を上演。2003年には、ロンドン国際シアターフェスティバル(LIFT)でコンテンポラリー作品を上演。
ミンダナオのIPAG(総合パフォーミング・アーツ・ギルド)は25年前に設立されたカンパニーで、イリガン・シティのミンダナオ国立大学に附属しています。彼らはフィリピンの実験演劇の先駆者であり、土着のダンス・シアターの調査及び、パンガレイと呼ばれる自然言語の再創出を行っています。ミンダナオにはパフォーミング・アーツに関してオリジナルのマレー文化が保たれており、これはカンボジアと非常によく似ています。ミンダナオでは30年以上も内戦が続き、そこには大量虐殺勃発という出来事が潜在的な状態となっています。私達アジアの観客やアーティストはパフォーマンスでの身体的なやりとりを通して映し出される彼らの今在る歴史見る機会を掴むことを期待します。
 
▲Top
.... ....  

Top▲

Unbearable Dreams3  Asia meets Asia Collaboration Project No.4  
  Co-Composing Tong Sze Hong (Hong Kong) /Kamaluddin Nilu (Bangladesh)/
Setsu Hanasaki(Tokyo)/Hiroshi Ohashi 大橋宏(Tokyo)
Co-Casting King C. Lok
Performers
dancer
Ying Zhou周頴(Dispora Asian)
dancer Archana Kumar (Dispora Asian)
musician Manh Hung Nguyen (Vietnam)
dancer Le Vu Long (Vietnam)
actor Tong Sze Hong 湯時康 (Hong Kong)
musician Nelson Hiu (Hong Kong)
actor Chan Wai Fat陳偉發(Hong Kong)
actress Rabijita Gogoi (Assam, North Eastern India)
actor Md. Belayer H. Khan (Bangladesh)
actress Lai Fong-yu 頼芳玉 (台湾高雄)
actress Setsu Hanasaki 花崎 攝
actress Hijiri Yaegashi 八重樫 聖
actor Akihiro Nakajima 中島 彰宏 
 
  Unbearable Dreams は、Asia meets Asiaにて出会う参加者たちによるコラボレーション作業として提起され、2000年Vol.1<Clash(香港)+DA・M(東京):東京、香港にて公演>、2003年Vol.2<Shin Bao Dao blind theater(台北)+Clash(香港)+DA・M(東京):東京、台北にて公演>と、アジアの同時代性を問いつつ、言語を超えた身体表現の可能性を模索しながら継続してきました。今回Vol.3では、新たな地域からの初参加アーティストも加わり、多様なアジアの言葉、身体、音楽、イメージを混ぜ合わせます。お互いに見えざるアジア。点在するアジアの過去と今が乱反射する中、不可視のアジアがどのように浮き出されるのか? 沈黙する世界への応答を祈りつつ、懐かしくも苦々しい?アジアの他者との出会いが、ちょっと怖くも、楽しみです。是非お立会い下さい。  
....  
▲Top

Top▲

「油田II The Oil Field II」  Imageoperaイマージュオペラ>>コントラ-アタック<< (Tokyo)
振付・演出   脇川海里   
構成・脚色・衣装   綾原江里
出演   野沢英代 相良ゆみ 吉川裕子 MAYUMI  脇川海里
イマージュオペラは、2003年東京で開催されたハイナー・ミュラー国際演劇祭参加を契機に発足した。大野一雄慶人父子、笠井叡らに舞踊を学んだ脇川海里を中心に、以降、従来のカテゴリーに安住することなく、独自の新しい身体言語を探求している。本作品「油田II」は、イタリアの芸術家ピエル・パオロ・パゾリーニの遺した言語、映像、絵画などを素材に取り、高度資本主義世界の批判的寓話となることを目指し、2005年4月に上演された「油田」の改訂版である。パゾリーニは消費社会を真に不寛容なファシズムと見なして根源的な批判を加えた。だが資本主義はますます今日の世界を呑み込んでいる。オルタナティヴはありえないのか?快楽の未来とは?いずれにせよわたしたちはアフリカ、ヨーロッパ、アメリカの三角形を象った果てにあえぎ、快楽を求め、絶望している。

Top▲

 「チームタパスの愛と勇気のシェイクスピア悲劇『ハムレット』」  Team Tapasチームタパス  Tokyo
原作 ウィリアム・シェイクスピア
構成・演出 三谷直子
出演 高橋昭安(ク・ナウカ)、谷川雄司、冨川純一、野村佳世(劇団IAT)、宮城未蹴(フリー)、森戸貴之(劇団IAT)
チームタパスは群馬大学演劇部出身者で構成される演出家と俳優の小ユニット。メンバーは劇団山の手事情社、ク・ナウカシアターカンパニーなどの劇団演出部や俳優部での活動機会を得、現在は東京を拠点にギリシャ悲劇などの古典作品を題材にして、ワークショップや翻案の製作、舞台公演を行う。―今回作品は、「To be, or not to be, that is the question」で有名な『ハムレット』。物語の源流は北欧の民話で、シェイクスピアが戯曲にしたのは1600年頃と推定され、これは絶対王政の衰退に伴い、個人の社交性が重視される社会に移行していく時期にあたります。民話のファンタジーと個々のコミュニケーションをリアルに感じられる瞬間を顕在化できればと思っています。まともに上演すれば3時間はかかりますが、50分で幕を閉じるエネルギッシュな舞台です。ぜひ劇場までお運びいただきたくお願い申し上げます。

Top▲

 [rest/labor]   CUATRO GATOSクアトロガトス   Tokyo
構成・演出 / 清水唯史
出演・スタッフ / 湯田康 葛巻欣久 田中紀子 竹原洋平 清水基 黒沼雄太 宮下直紀 松永翔多 中西B 他
協力 / 『批評誌クアトロガトス』http://www.cuatro-gatos.com/ 他
世界の収容所化、象徴界の失調が明白となった現在、より過酷な現実への逃避が生じており、演劇=芸術=虚構はもはや不可能という地点で我々は思考するしかない。スペクタクル資本主義、美と政治のショートが生の境界を侵犯しており、新たな美的/政治的空間の創出は現実への逃避を加速させる一時の熱狂へ人々を誘導しかねないのだ。近代芸術が捏造されて以来、現実政治による美の利用はあくまでも特殊事例と認識され、虚構世界でのポイエーシスを本質とする芸術と政治は無関係と捉えられてきた。だが政治は人為的決定によって無から暴力的に共同体の枠と象徴界を創出し続ける高度に虚構的営為であり、ポイエーシスという源泉を芸術と共有している。こうした芸術と(資本主義)政治の通底性を両者が抑圧してきた物質性の残余を追求することで再び見つめる必要があるのかもしれない。そうしてせめて熱狂と共に芸術が持つ解放と覚醒への誘惑にも抵抗してみるのだ。87年結成。
▲Top

Top▲

2008
Grass Stage             Shanghai

 Asia meets Asia Vol.6 2010              
  
Participants 
   ■Al-Khareef Theatre Troupe  ■Collaboration Project Unbearable Dreams5 〜Hope

 
Al-Khareef Theatre Troupe ▲Top
 


2006年に演出家Ramez Alaswad Nawar Bulbul(ラーミズ・アルアスワド・ナワル・ブルブル)が、シリアのダマスカスで設立したインディペンデント劇団。

-       彼らは、人間の力に依拠した演劇作品を創り出すことを目指している。彼らが作品を通して表現し分析しようとする理念を、最も深く最も適格に現し高めるのは人間の力であるという信念に基づき、俳優が最も重要であると考えている。
-       彼らは、批判されるスタイルと政治的側面を持って社会と関わる道を選んだ。疑問を投げかけ、社会を形成する最初のステップたる人間の内部に入り込もうと試みる。
-
      
戯曲の理念に関してはその明解さを追求しようとしているが、芸術的コンテクストについては、現代演劇の方法論に基づいて、私たちの生の事実と、その大儀や結果や詳細を分析し組み合わせ、構築しようとしている。
-
      
彼らは、思想の形や種類として質が高いというだけでなく、演技と演出という二つのレベル、およびその他の芸術的要素の研究分野の先駆者としても質の高いものを目指し、完成された演劇パフォーマンスに到達しようとしている。演技メソッドにおける実験的精神を持ち続け、ステレオタイプや決まり文句を打破し、新しいテキストにふさわしい現代の演技メソッドを実践している。
-
      
アル・ハリーフ シアター・トゥループは、常に経験し続けている。それは必ずしも成功の場ではなく、予測を超えた創造的、革新的、独創的な何かを経験し探し求めるために存在している。

An independent theatre Troupe established 2006, Directed by Ramez Alaswad (Actor, managing/Artistic director) and Mr. Nawar Bulbul (Actor, Artistic director) in it’s residency in Damascus-Syria.
 

- The Troupe is heading to produce theatre shows depend on the human power, it believes that the actor is the first thing which matters. Starting from the belief that the human power is the deepest and the most competent in showing and raising the ideas which the Troupe is trying to show and analyze throw its productions.
- The Troupe took for itself a social path which holds a criticized style and a political dimension, it ask questions and try to go through the human inside which is the first step in forming the society.
- The Troupe tries to follow the simplicity in it's play's ideas, but in an artistic context which has to be build on a modern dramatic methods which analyses and combines the facts we live and it's causes, results and details.
- The Troupe is trying to achieve High quality not just of the shape or the kind of the ideas, but of being forerunner in the field of artistic research in the tow levels of Acting, Directing and the other artistic elements, which lead through the perfection of the theatre performance…it holds the experimental obsession in acting methods, and breaking the stereotypes and the clichés, and go through modern acting methods which go with the coming text.
- The Troupe is always experiencing, it's not a place to make success as necessary, but it exists to experience and search for whatever it is creative, innovative and original, away of any other calculations.

The Groups Works:

•“A Feast Night Dream” (2006) performed at:


-Damascus Opera House. April 2006.
-Damascus National theatre. February 2007.
-Amman international theatre Festival. April 2006.
-(Al-Mawsam) Beirut. June 2006.
-Midland international theatre festival, Texas, USA. July 2006.
Where it got 4 awards (Excellence in Acting for both actors of the show, The Backstage award and The Props, Scenery, light and sound award)
-On the Stage of Al-Marsa in Al-Abdalia in Carthage international festival of Arts. August 2006.
-Esplora 3d international festival for contemporary theatre, Septembre/2006.
-Damascus National theatre for a run in February, 2007.
-Festival of Theatre and Mediterranean Cultures, Casablanca, Morocco, April 2007.
-(Apostrof 09) International Festival of Independent and Amateur Theatres, Prague, Czech, June-July 2007. Where it got the 2nd prize of the festival (Audience Vote).
-Girona International theatre festival, Catalonia, Spain 2007.
-Mont-Laurier International theatre festival, Quebec, Canada, 2007. Where it got the prize of the best actor for (Nawar Bulbul) and the Nomination for best actor prize (Ramez Alaswad) and the Nomination of the Best Production.
-Yakumo International Theatre Festival, Yakumo, Japan, 2007.
Where it got the prize of the Outstanding Lead Actor (Ramez Alaswad).
-he Oriental Week, Winterthur, Switzerland. May, 2008-06-18

A Performance By: Nawar Bulbul & Ramez Alaswad.
Based on the idea of: Abd Elhekim Marzougue.
 

▲Top
•“The Solitary” new production of (2008)


-The second Homs workers theatre festival, May 2008.
-The Oriental week, Winerthur, Switzerland, May 2008.
-Liverpool International Theatre Festival, Nova Scotia, Canada, May 2008, where the Performance got the tow awards of: The Outstanding International Production and The Outstanding Actor in a main role (Nawar Bulbul).
-Damascus Capital of Arab Culture 2008, A Run for 10 days.
-Damascus International Theatre Festival, December 2008.
-Apostrof International theatre Festival, Prague, Zcech 2009, where it got the 1st audience prize.
-Mont-Laurier International Theatre Festival, Quebec, Canada, 2009, where it got the following awards:
-Best Production Award.
-Best Actor Award (Nawar Bulbul).
-A Nomination to the Best Actor Award (Ramez Alaswad).
-A Nomination to the Best Scenography Award.

Duration: 50 Minutes.
Produced By: Al-Khareef Theatre Troupe.
Written and Acted By: Nawar Bulbul & Ramez Alaswad.
Director: Ramez Alaswad.
Language of The Show: Arabic (Syrian), English Subtitled.
Stage manager: Iass Oaishek.
Technician: Ghareb Alhammoud.

 
▲Top
Nawar Bulbul

-Born: Homs-Syria 1973.
-Graduated from the High Institute of Drama-Acting Damascus – Syria 1998.
-Worked as an actor in many performances of the High Institute Company, besides working as an actor in the First Opera in Syria (Dido & Enias) 1995.
-Working as an Actor in the National Theatre Company in Damascus.
-Worked as an actor in many play of (Al-Raseef theatre Group) which performed in Damascus, London, Rome, Cairo, Carthage, Beirut, Prague, Amman and Japan.
-Working in many Syrian and Arabic TV drama series and movies.
-Nominated in Lift London and Carthage theatre festival to the prize of best actor of his role in the play (Ismail Hamlet).
-Started to work as a theatre Director in 2000 when he wrote and Directed Monodrama (Small World) which got the Prize of the Best Actor in Iran Zamen Theatre Festival – Iran 2003.
-Got the Award of The Best Actor in Mont-Laurier international theatre festival, Quebec, Canada (2009).
-Got the Award of excellence in acting in Midland international theatre festival, Texas, USA (2006).
-Got the prize of the best theatre text in the competition of the National Theatre – Syria 2003 in His Text (Jadal).
-Got the Prize of the Best Actor in Mont-Laurier international theatre festival, Quebec, Canada, 2007, for the role of (Shaddad), (A Feast Night Dream).
-Got the Award of The Outstanding Actor in a main role for his role in (The Solitary) in Liverpool International Theatre Festival, Liverpool, Nova Scotia, Canada, May 2008.
-Working as an actor in TV and Movies of Syrian and Other Arab Productions since 1998.
-A Founder, Actor and a director in (Al-Khareef Theatre Troupe) in Damascus-Syria.
-Honored in the thirteenth Damascus theatrical arts festival 11-2006.
-A Member of The syndicate of Artists in Syria.

 
▲Top
Ramez Alaswad

-Born: Damascus 1976.
-Graduated from the High Institute of Drama-Acting Damascus – Syria 1998.
-Worked as an actor in many performances of the High Institute Company, besides working as an actor in the First Opera in Syria (Dido & Enias) 1995.
-Working as an Actor in the National Theatre Company in Damascus.
-Worked as an Actor in many performances at the Military Theatre – Damascus.
-Working in many Syrian and Arabic TV drama series and movies.
-Participated in many theatre festivals around the world: Amsterdam 12th theatre festival, Silk Road Festival-Germany, First American Universities Theatre Festival-Lebanon. Danish Youth Council Contact Seminar-Cairo, Amman international theatre festival-Jordan, Carthage international arts festival-Tunisia, Midland international theatre festival-USA, Esplora 3d International festival of contemporary theatre-Italy, Festival of Theatre and Mediterranean Cultures, Casablanca, Morocco, April 2007, (Apostrof 09) International Festival Of Independent and Amateur Theatres, Prague, Czech, June-July 2007, Girona International theatre festival, Catalonia, Spain 2007, Mont-Laurier International theatre festival, Quebec, Canada, 2007 and Yakumo international theatre festival, Yakumo, Japan, 2007. Beside many workshops with international Theatre Companies such as (Grid Iron Theatre Group) in Beirut.
-Got the Nomination to the Best Actor Award in Mont-Laurier international theatre festival, Quebec, Canada (2009) for his role (Mhanna) in (The Solitary).
-Got – as a director of (The Solitary) – the Best Production Award in Mont-Laurier International Theatre Festival, Quebec, Canada (2009), and the Nomination to the Best Scenography Award.
-Got the Award of excellence in acting in Midland international theatre festival, Texas, USA (2006).
-Nominated for the Prize of the Best actor in Mont-Laurier international theatre festival, for the role of (Abu Arab), (A Feast Night Dream).
-Got the prize of the Outstanding Lead Actor in Yakumo International Theatre Festival, Yakumo, Japan, 2007, for the role of (Abu Arab), (A Feast Night Dream).
-Got the prize of The Outstanding International Production as the director of (The Solitary), Liverpool International Theatre Festival, Nova Scotia, Canada, May 2008.
-Working as an actor in TV and Movies of Syrian and Other Arab Productions since 1998.
-Teacher assistant of Movement and Rhythm in the High Institute of Drama – Damascus 1999-2000.
-Drama Teacher at the Summer Campaign of the (DCS) American School in Damascus 2005.
-A Manager Director, Actor and a director in (Al-Khareef Theatre troupe) , Damascus-Syria.
-Honored in the thirteenth Damascus theatrical arts festival 11-2006.
-A Member of The syndicate of Artists in Syria.
▲Top

 

 

 Unbearable Dreams5 〜Hope  

Ahmad zia Murad &Mahmood Shah Salimi   

エグザル・シアター

2000
年にパキスタンのぺシャワールで設立されたアンサンブル・シアター。タリバン政権があらゆる芸術を禁止した際に強制出国させられたアフガニスタンの複数の劇団、映画・テレビのアーティストや作家達から成る。難民生活の間に劇場芸術を復興するために、この組織が設立された。この難民生活の中で、彼らは長短合わせて15の芝居を含むプログラムを6つ創作した。2002年春、パキスタンで最後の公演を行っている最中に、その政治的な内容のためにパキスタンの警察及び情報局に演劇活動を止められた。彼らの作品は、政治、社会、経済、文化の諸問題やアイデンティティーの危機を取り上げている。言葉による演劇の他、マイムや音楽も用いている。
アフガニスタンに臨時政府が樹立した後、エグザイル・シアターはカブールへ帰還。
20036月から7月にアメリカのボンドストリート・シアターとコラボレーションを行い、カブールでの第1回作品として、言葉ではなく身体による抽象的なスタイルを使った「イン・ザ・ミラー」及び「ガーデン・パーティー」を制作した。第2回作品「ザ・サーチ」は、2003107日、アフガニスタンの「芸術の日」に上演された。この作品は、歴史的組成物、宗教・政治・金の三角関係を探求する人間について、これも言葉によらないスタイルで作られた。
エグザイル・シアターは、様々な異なるジャンルの芸術を用いて、リアリズムや表現主義や象徴主義といった芸術の諸流派から、そのメッセージと見解を伝達しようとする。本来、物語を語る静的な演劇というよりは、ダイナミックな演劇であり、写真や映画、舞踏、アクロバット、スポーツなどを作品及びトレーニング・プログラムに使用している。そのスタイルとテーマ故に、アフガニスタンの伝統演劇との関係においてオルターナティブ(新しく)かつ実験的である。

Exile Theatre (Afghanistan)
An ensemble theater established in 2000 in Peshawar, Pakistan, by several Afghan theater, cinema and TV artists and writers who were forced to leave Afghanistan when the Taliban forbade all arts. The organization was established to rehabilitate the theater arts while in exile, and during that period they created six programs including 15 short and long plays.  In Spring of 2002, the activities of the Theater were stopped by the Pakistan police and intelligence departments during their last performance in Pakistan due to its political content. Company works feature political, social, economical and cultural problems and the crisis of identity, and uses verbal theatre, mime and music. 
After the interim government was established in Afghanistan, Exile Theatre returned to Kabul and set up its first productions – In the Mirror and Garden Party – in Kabul, in collaboration with the American company, Bond Street Theatre in June-July 2003, using a non-verbal, physical, abstract style.  Their second production, The Search, was held on October 7, 2003 – Arts Day in Afghanistan.  The content of this production talked about the search of mankind for historical formations, the triangle of religion, politics and money, and was also accomplished with a non-verbal style.
Exile Theatre uses different art genres to convey its message and ideas from the artistic schools of realism, expressionism and symbolism.  Exile Theatre is primarily a dynamic theater rather than a narrative and static theatre and uses the genres of photography, cinema, dance, acrobatics and sport in its works and training programs.  Due to its style and focus, Exile Theatre is alternative and experimental in relation to traditional theater in Afghanistan.

 


▲Top

Ishtar Al-Mafraji
イシュタル・アル=マフラジ
オランダ在住のイラク人舞台女優。1971年イラク、バグダッド生まれ。1993年アカデミー・オブ・ファインアーツ、芸術教育で学士号取得。1996年からオランダに暮らし、芸術および演劇に携わると共に、メディア、特にラジオの分野で番組制作の仕事をしている。
1989 – 1993年 (イラク)アカデミー在学中に女優として数多くの舞台に参加2001年(オランダ)オランダのグループ(theater of location, Drang)と共に “The Unstable Balanced”に準主役女優として参加2003(オランダ、日本) イラクNAASグループの"Figures from Iraq”に主演女優として参加。また、アジア・ミーツ・アジアで母国への帰還についてワークショップを開催。


Iraqi stage actress from the Netherlands. Born in Iraq - Baghdad 1971. Got a bachelor's degree from the Academy of Fine Arts - Art Education in 1993. Since 1996, she moved to the Netherlands, there she worked in the field of media and especially on the radio as a programs maker, as well as to her concerns and attempts at art and theater.
1989-1993 during her studying in the Academy she had many participations in the theater as an actress (Iraq). 2001 The Unstable Balanced" with Dutch group (theater op location,Drang) as second role actress, (Netherlands). 2003 "Figures from Iraq) with Iraqi NAAS group as main role actress, (Netherlands,Japan), also in Asia meet Asia she offered a workshop about the return to Home country.


▲Top

Archana Kumar


アーチャナ・クマール

ダンスに心を奪われてから20年以上たった現在、北インド古典舞踊であるカタックダンス、シアトルでのモダンダンスと幅広く活動している。更に、ヨガやインド南部の武術カラリパヤットの経験も持っている。2003年初めに即興の魅力に目覚めて以来、独立したソロ作品の創作活動を行っている。彼女の作品は、実験的かつ文化的多元性に富み、舞踏やインド古典舞踊の影響を強く受け、モダンダンスの技法の身体性を備えたものである。そうした作品のほとんどは、インドに産まれた移民女性としての彼女の人生から生まれたものである。シアトルとシカゴに10年暮らした後、現在はインドのバンガロール在住。

began her love affair with dance more than 2 decades ago. She
is extensively trained in Kathak-north Indian classical dance and modern dance (fromSeattle). She has also had some of years of training in Yoga and Kalaripayattu-South Indian martial art form. Her love for improvisation began in early 2003. Ever since she has been creating independent solo works that are experimental, rich in cultural pluralism and heavily influenced by philosophies of Butoh, classical Indian dance with the physicality of modern dance techniques. Almost all of her works stem from her personal journey as a female immigrant and native of India. She lived in Seattle/Chicago, USA for 10 yrs and currently teaches and resides in Bangalore, India.
 

▲Top
 


Zhao Chuan
 
Shanghai
 

上海生まれ。演劇人、芸術評論家、フィクション・ノンフィクション・芸術史作家。
2005年、劇団Grass Stageを設立。彼が指導するこの非商業的、独学の共同体である演劇集団は、従来の演劇に対抗するその新鮮な考え方や最先端芸術の模索で、経済的急発展を遂げている中国国内の注目を集めた。劇団の活動を立案すると共に、中国本土や香港、台湾、韓国、日本での公演をプロデュース・演出。2001年、台湾の権威あるLian He Wen Xue (Unitas) New Fiction Writer's Prizeを受賞。数々の芸術研修プログラムや交付金を受けている。彼はまた、小説、エッセイ、写真集や中国コンテンポラリーアート史など7冊の本を出版している。

He was born in Shanghai. He is a writer and theatre worker based in Shanghai, China. He founded a theatre group Grass Stage In 2005. Under his guides, this non commercial, self educated and collective theatre group was focused much attentions in the economical booming China, for their fresh thinking of against the conventional mode of theatre production and valued independent power from the mass community. He is mastermind the group’s activates, and is the director of their productions performed in Mainland China, the Hong Kong and Taiwan regions, Korea and Japan. Zhao Chuan was also awarded Taiwan's prestigious Lian He Wen Xue (Unitas) New Fiction Writer's Prize in 2001. He was a recipient for several arts residencies and grants. He has published 7 books including novels, essays, photography collection and history of Chinese contemporary art.

 


▲Top


Feng Zi 
Ge Wei 
Shanghai
1980年上海生まれ。現在も上海在住。事務職や技術職、ギャラリーで働いた経験もあり、書店経営の経歴もある。現在はフリーのシアター・アーティストであり新進の劇評家でもある。2006年から上海の演劇活動に多数参加。同年、劇団Grass Stageに加入。Madmen Story The Little Societyといった作品で中国本土の各都市をはじめ、台湾、香港でも公演を行っている。彼はまた、The Game I Cadge Discussingといったソロ・パフォーマンス作品も創作している。2009年および2010年に上海で開催された Mecoon Fringe Festivalではオペレーションディレクターを務めた。


▲Top


YAO Lee-chun
  T
aipei
舞台製作。映画史研究者。2007年にボディーフレーズスタジオの監督を後任。現在、牯嶺街小劇場の監督を務める。2003年アジア太平洋小劇場芸術祭、2008年台北で行われたアジアミーツアジアの「魯迅2008」をはじめとして数々の舞台を製作、また共同制作者として携わっている。最近はシックスセンスパフォーマンスアートフェスティバル、台北国際パフォーミングアートフェスティバル2007の総監を務める。他に多くの脚本、演出などにも力を入れている。
Theatre worker and researcher of the history of cinema, Lee-chun Yao took over as the director of Body Phase Studio in 2007, and is presently director of Guling Street Avant-garde Theatre. He was producer and co-producer of several other theatre events including Asia Pacific Little Theatre Festival (2003) and “Lu Xun 2008” at the 2008 Asia Meets Asia in Taipei. In addition, he is the programmer director for Sixth Sense in Performance Arts Festival and Taipei International Performance Art Festival. Yao also writes and directs theatre works.

 


▲Top


Wang Yung-hung  Taipei
王永宏 
1984年生まれ。演劇学科卒業後、演出家、パフォーマー、舞台美術として演劇活動を開始。その他、ロックミュージックやビデオアートも創作。現在は、王墨林が芸術監督をつとめる「Guling Street Avant-garde Theatre.」にて働いている。

Born in Taipei in 1984, Wang got a bachelor's degree in theater. He starts to work as a director, performer and stage designer in theatre. Besides, he also creates rock music and video art. Wang now is working at Guling Street Avant-garde Theatre.

 


▲Top


Watan UMA
  
Taipei
瓦旦 塢瑪
1958年生まれ。台湾の少数民族の中の一つ、泰雅族原住民。水田部落という劇団の芸術総監。2000年から国際パフォーミングアートフェスティバルの製作に携わり、2004年に発表した「No Photography(禁止撮影)は台北華山で初演された後、NIPAFNippon International Performing Art Festival2004,2006,TIPAF(台北)2004,2005,MIPAF(マカオ)Making Relationship(中・台芸術家交流)、チリ、アルゼンチン、ウルグアイの芸術祭2005,アイルランド芸術祭2005、北京大道ライブフェスティバル2006、オープンインターナショナル芸術祭(北京)2007、アジア身体表現芸術祭(上海)2008、など数多くの芸術祭に招待される。また、「魯迅2008」などを始め、多くの作品に出演している。
Born on April 18, 1958, UMA is a member of the Atayal tribe from Jianshih Township, Hsinchu County. He graduated from the Department of Political Science, Political Warfare College. He started to participate in the organisation of performance art festivals in 2000. Releasing No Photography in 2004, he was then invited by the NIPAF (2004, 2006), TIPAF (2004 & 2005), Macau International Performance Art Festival (MIPAF), Making Relationship??!!, Performance: Asia: Program for Chile, Argentina and Uruguay, Open International Performance Art Festival, DaDao Live Art Festival in Beijing and so on. He performed in several theatre works including “Lu Xun 2008”.


▲Top


Kuan Chen-yin
 
Taipei
關晨引 
台湾の最南端都市(
Hengchuen)生まれ。2009年に社会学学士を得ている。2006年に、韓国の「East Asia People Theatre Trainer’s Training Workshop」の運営者に選ばれ、プサン、北京、アヴィニョンのツアーに参加。2008年のAsia meets Asia東アジア4都市連続公演「魯迅・狂人日記」台湾公演に参加している。
Kuan Chen-yin, born in Hengchuen, a township in the most south of Taiwan. She got her graduate degree in sociology in 2009. She is member of the Assignment Theatre Group. In 2006, she was a selected theatre worker for East Asia People Theatre Trainer’s Training Workshop in Southern Korea. She has joined tours to perform in Busan, Beijing, Avignon. She performed in Asia meets Asia collaboration “2008Lu Xun  (aka A Madman’s Dairy) ” in Taipei in 2008


▲Top

Chu Sau Man, Virginia 朱秀文,  Hong Kong
actress, creative arts facilitator, taiko drumer, she is one of founder of Clash Theatre Group. Her recent theatre works: "Interaction: Sexual Harassment", "Who got Amnesia? Be Emperor Tsang not", "Hong Kong 50 Years Bugs",
Jam Era”, “Love Letter”, “Impro on Inner Stories”, “Unbearable Dreams 1-4”, “Black Hole III”, “This Bird... ”, “Dark Daydreams” and “Meeting with Godot”.


湯時康  Tong Sze Hong  Hong Kong
1981年より香港の民主化運動を率先する演劇活動に係わる。現在、劇団Clashを設立し、企画や演出として、街頭演劇、フォーラム劇場、人形劇、車椅子ダンス、Action Theater、音楽演劇等、多岐にわたる活動を展開。。最近作は、Meet with Godot (2005), 2005年、第一回香港即興演劇祭を立ち上げる・。アジアミーツアジアには発足より係り、近年は2008年東アジア4都市共同創作巡演公演「魯迅・狂人日記」、2009年“Unbearable Dreams 4~ LostHome”と共同企画する。



原田拓己
Takumi Harada
‘84
年より舞踏家宇野萬氏に師事。現在ソロ活動と共に、国内外の舞踊、演劇、映像作品に参加。昨年からジプシースイングギタリスト清水貴史氏とバーやライブハウスにて作品「金魚」を展開中。今夏から新作「山すそ」を予定。山裾に何をか覆いつぶさんと地肌を伝い深呼吸せり


 中島彰宏  DA・M
1973
年横浜に生まれ 、多摩美術大学在学中に演劇を始める。1999年より研修生を経て2001年から劇団DAMの劇団員として活動する。以後Asia meets Asia にも参加し、2000年「Unbearable Dreams 1」より出演する。ソロ公演では2006年「Zatoichi抄」、2009年アーティストととのコラボレーション2009年「断続的対話」、2010年「Earnest Struggle with Buddha」を行っている。


 千賀ゆう子 Yuko Senga
1982
年、千賀ゆう子企画設立。自身による企画、構成、演出、出演による作品の上演を東京を拠点に国内外に展開。古典から前衛まで幅広い視座を持ちつつ、言葉と身体性を問い直す実験的な舞台活動を継続。金沢、新潟、仙台、岐阜、京都、高岡等との交流も十年以上、各現場からゲストとして多彩な顔ぶれを迎えるなど、ユニークな活動を続けている。国外では1995年よりポーランド・韓国・ギリシャ等の招聘公演、ワークショップ多数、本質的な交流を目指している。(ポーランド、クラコフ在住の演出家アンジェイ・サドフスキー氏との共同作業も進行中。)「語り」の分野での公演も多い。平家ゆかりの京都・長楽寺で、語り建礼門院を十年間語った実績を持つ。20055月、長楽寺にて上演予定。平家を語るのワークショップも六年目に入る。その他、朝日カルチャーセンター講師として10年以上の実績を持ち、現在、東京アナウンス学院・武蔵野大学三鷹サテライト教室講師他、横浜、金沢、仙台等、東京以外でも広く朗読・語りを教えている。


 八重樫聖 Hijiri Yaegashi  DA・M
1980
年、哥以劇場(主宰・演出:樋口隆之、作家:岸田理生)入団より演劇活動開始。
1982
年演出和田喜夫、作家岸田理生共同主宰の岸田事務所+楽天団、創立に参画.1993年退団までの全34作品参加、29作品出演。退団後、フリ-として活動。企画公演出演及び他劇団客演で活動。このフリー期間、96年よりDAM作品へ参加、2000年まで、DAM全作品に出演。2000年、正式にDAM劇団員となる。Asia meets Asia へは、1997年発足より2010年まですべて参加・出演。現在は、2008年より、DAM公演以外の外部企画に参加し始め、本年は2回外部出演。


比屋定尚美 Naomi Hiyajo DA・M
2001
年北海道演劇財団附属TPS養成所入所、翌年卒業。その後札幌の劇団極に入団し舞台活動に参加。2008年上京。DA-Mには2008年番外公演『うたたね快楽宴〜河童の相談〜』より参加。アジアミーツアジアは今回が初めて。


 今井あゆみ Ayumi Imai   DA・M
1990
年故岸田理生に惹かれ演劇を志し上京。同劇団の新人等を経て‘98年よりDAMへ参加。以後海外公演やアジア交流活動にて精力的に活動。’02ラオコン演劇祭(ドイツ)、‘04キルギスタン演劇祭、インドネシアアートサミット等参加。2008年、2010年現代小説(、川上弘美作品)の上演を手掛ける。