アジア・ミーツ・アジア2002 コラボレーション プロジェクトVol.2 |
●題 |
「Code Switching」
Towards Chaotic beauty of Asian meta-representation
〜アジアのメタ表現学の混沌とした美に向けて
アジア各地の熱き感情が引き出され、混ざり合う、多様な世界の幻像・・・。
演劇表現の記号体系を変換し、混沌とした新しい表現の発見に向けて、
アジア各国の若手演劇人達が挑む実験プロジェクト。 |
●企画の趣旨 |
アジア・ミーツ・アジアは、アジア現代演劇の紹介と実質的な交流を目指して、過去3回開催され、さらに新しいアジアの演劇表現を共同で作り出す事を目的に、コラボレーションによる作品作りにも着手している。今回の「コラボレーションプロジェクト 2002」も、新しいアジア演劇の可能性を開く息の長い活動のひとつとして企画された。
このワークショップは、参加者それぞれの国、それぞれの文化における演劇表現の形式を、他の国の役者が実際に演じてみる事により、文化・表現の差異を確認し、差異を認識した上で作品を作り上げる企画です。
テーマ「都市を演じる」
東京のいろいろな場所(下北沢・大久保・築地 等)を全員で歩くことにより、東京のいろいろな顔を発見する。そこでうごめく人々を見つめながら都市の生活を考える。各国参加者から、マニラ・バンコク・香港・東京 等の様々な角度からの生活・風景を撮ってきてもらい、スライドを映写する。
ディスカッションを経て作り出した身体表現とスライドを重ね合わせ、「都市.(東京・マニラ・バンコク・香港・タイペイ)」を表現する試みである。
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●参加者 |
計16名 |
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マニラ |
Racguel de Loyola (21才・女性)
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「New World Disorder」所属
マルチメディア・アーティスト パフォーマー、美術家 |
台北 |
Pisui Ciyo (29才・女性)
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台湾先住民の舞踊集団「原舞者」所属/国立芸術学院劇場芸術研究所修士課卒 ダンサー |
チェンマイ |
Narumol Thammapruksa
(女性) |
アクトレス |
香港 |
YUEN Kim-leung(yuenjie)(男)
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パフォーマー |
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Arvin Cheng
(男性) |
パフォーマー |
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Saffron Leung (女性) |
ダンサー |
日本 10名 |
黄愛明 |
マレーシア |
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阿川龍一 |
流山児事務所 |
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横須賀知美 |
流山児事務所 |
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中井尋央 |
OM2 |
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田辺さおり |
OM2 |
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真篠剛 |
ストアハウスカンパニー |
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林崎千恵 |
ストアハウスカンパニー |
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五島和樹 |
Sempre em frente |
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龍昇 |
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花崎攝 |
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●スタッフ |
音楽 K.C.ロック
音響 渡辺禎史
スライド ナシモト タオ
記録 田嶋繭子 |
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●スケジュール |
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8月12日(月)〜
8月18日(日) |
リハーサル・ワークショップ
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江古田ストアハウス |
8月19日(月)
18:00−20:30 |
公開ワークショップ
参加各都市ビデオ上映会(各国10分程度)・質疑応答 |
東京国際フォーラム会議室G |
8月20日(火)
19:00− |
ワークショップ発表(40分程度) |
東京国際フォーラム
ホールB(1) |
8月21日(水)
19:00− |
ワークショップ発表・フェアウェルパーティー |
高田馬場プロトシアター |
●料金 |
8月19日・20日 ¥1000 (両日有効)
8月21日 \1000 |
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●お問合せ |
■東京国際フォーラム
03-5333-8577 アジア舞台芸術祭/芸術見本市 運営事務局
■プロト・シアター
TEL 03−5272−4470 Asia meets Asia
コラボレーションプロジェクト 鬼・T・S内 龍昇 田嶋繭子 ama2001@mbm.sphere.ne.jp |
●主催 |
アジア舞台芸術祭/芸術見本市実行委員会/
アジア・ミーツ・アジア実行委員会(K.C.Lok 花崎攝 龍昇 大橋宏 Tom Tong) |
各国参加者プロフィール |
Racguel de Loyola
(ラクゥエル・デ・ロヨラ) |
<マニラ・21才・女> マルチ・メディア・アーティスト、パフォーマー |
14歳のとき「Kulay Laya」で演劇活動を始める。その後、実験的なマルチ・メディア・グループ「tnmbang
Preso」に参加し、コミュニティや集会など制度化された劇場以外での公演を行なってきた。異なる分野、方法論の融合によるパフォーマンスが彼女の活動の基本である。Kundimanというフィリピンの古典歌謡の秀でた歌手で、非常にパワフルな声の持ち主であり、絵の心得もある。現在、平和の為の音楽グループとSining-Bugkosを経て、今はNew
World Disorderという新しいグループに所属している。
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Pisui Ciyo(ピスイ・チイヨウ) |
<台北・29才・女> |
東呉大学政治学科・国立芸術学院劇場芸術研究所(修士課程)卒業。1994年より2年間、台湾先住民の舞踊を現代に伝える先住民の舞踊集団「原舞者」のメンバーとして、国内国外で公演を行なう。また大学院で劇場芸術を学ぶが、それに飽きたらず、様々な演劇活動に参加し経験を積む。
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Narumol Thammapruksa
(ナルモル・タマボックサ) |
<チェンマイ・女>
パフォーマー、演出家、プロデューサー |
1996年、台湾、アメリカ、日本、インドネシアなどのアーティストとダンスと演劇による文化間の交流を行う「インターナショナルWOWカンパニー」を共同で設立。古典的な物語を、帝国主義や消費主義、女性問題など、現代的な状況に照らして読み替えた作品を上演する。1997年には日・タイ共同制作による「赤鬼」(野田秀樹演出)に参加。近年はチベットの独立運動に係わり、「チベットのためのワールド・アーティスト」(1998)を共同制作するなど精力的に支援活動を行う。2000年にはアーツ・ネットワーク・アジアから助成を受け、「女性闘志の物語(WomenWarrior
Tales)」のリサーチと演出を担当。アジア女性演劇会議でその成果の報告を行う。現在はチェンマイ大学美術館のキューレーターである。
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YUEN Kim-leung (yuenjie)(ユン・キム・ラン) |
<香港・男> |
香港工芸大学在学中(コンピューター専攻)から雑誌編集に携わり、文学に親しむ。現在は考古学の助手をしている。1995年にインスタレーションにかかわり、それ以来、文筆活動、演劇、ダンス、ビデオ、ハプニング、パーフォーマンスなど、さまざまなアートメディアを使って活動している。アートワークショップを頻繁に行い、コンタクト・インプロビゼーションや環境に呼応する即興的なダンスを得意としている。最近では教育演劇グループのOn
and On Theater Workshopに参加し、「小さな小さな演劇運動」を推進している。主な作品に、On and On Theater
Workshop による「I-D generation シリーズ」、「Art –Treat or Trick
?」(インスタレーション)、「Dreaming
Child」(ダンス)、「PolyMaMo」(10時間パーフォーマンス)。最近では、2001年6月、マカオと香港で「Finding Ei Ei/ei
ei」と「The Sky of Memories」を上演。8月には香港の美術館(The Museum of Site Hong Kong)
の企画による「Up-Racing Project」のアジアツアーに参加し、マカオ、シンガポール、クアラルンプール、台湾、北京で自作の「Rice is
Meter」シリーズを上演した。演劇集団Clashによる「Impro on Inner Stories」(アジア・ミーツ・アジア
2001)にも出演している。 Back |
Arvin Cheng (アーヴィン・チェン) |
<香港・男> |
マーケティング会社のクリエイティブディレクター。1986年、地域劇団のプロジェクト・コーディネーターを勤めたのをきっかけに、仕事の一環として独学で演劇を学ぶ。初めは地域劇団や小劇場で役者をしていたが、パーフォーミング・アーツ専門学校で舞台技術について学ぶ、舞台の技術面、照明デザインに主に携わるようになる。10年間、演じることから離れていたが、2000年「香港障害者とともにするアート協会(The
Arts with the Disabled Association Hong
Kong)」による指導者向けワークショップに参加し、即興を志す。以後、シアタースポーツやプレイバックシアター、プロセスドラマ、アクションシアター、総合的なアートワークショップなど数々のワークショップに参加し学ぶ。現在は学校やトレーニングセンターで即興のワークショップを指導している。また路上でのパーフォーマンス、舞台、テレビ、等で香港における即興的な演劇の可能性を探っている。演技者と観客との新しい関係を切り開きたいと願う彼は、長年にわたるトレーニングを経て、即興的な演劇の演技者と観客が相互に作用するその要素が、パーフォーミング・アーツの発展の鍵となると確信している。
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Saffron Leung (サフロン・ラン) |
<香港・女> |
1997年からダンス、演劇、写真の各分野で活発に活動している。主な出演作品に「Magic Flute」,「Baby at the Boiling
Point」、香港フリンジクラブの路面電車での公演「Private Dance Party」(シティ・フェスティバル 1999)、「Boombastic
Verses」(香港アート・フェスティバル 1999)、「Waking With Wings」(香港アート・フェスティバル
2000)、「Abstract」(香港ユース・アート・フェスティバル2001)、 Edwin Lung Company公演「Opera
Mobile」(マカオ・フリンジ・フェスティバル 2001)、 演劇集団Clashによる「Impro on Inner
Stories」(アジア・ミーツ・アジア 2001)などがある。
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