Reviews

Reviews of Recent works 近 作 評
       
     
2016.11.21 Street Performance "Carrying Stone " in Busan
釜山<図書館前>街頭公演
English
       
2014.9.4-21    Asia 7 Cities Collaboration Project ”Unbearable Dreams8〜Somehere
アジア7都市共同創作公演「タ・エ・ラ・レ・ナ・イ・ユ・メ 8-どこへ」
English
Japanese
       
2013.9.5-23 Asia 7 Cities Collaboration Project ”Unbearable Dreams7〜Nowhere”
アジア7都市共同創作公演「タ・エ・ラ・レ・ナ・イ・ユ・メ 7〜どこにも」
English
Japanese
  Jogia in Asia tour 2  
     
2012.9.21-10.14 Asia 7 Cities Collaboration ”Unbearable Dreams6~Hope”   
アジア7都市共同創作公演「タ・エ・ラ・レ・ナ・イ・ユ・メ 7〜キボウ」
Japanese
 ーEnglish
East Asia 4 Cities Collaboration "Luxin-Madman's Diary"
東アジア4都市共同創作公演 魯迅『狂人日記』
Japanese-
Chinese
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Article 紹介新聞記事
   
2005 Vol.5 Asia meets Asia Japanese
Newspaper
     
2001 Vol.3 Asia meets Asia Japanese
Newespape
r
     
1998 Vol.2 Asia meets Asia Japanese Newspaper
     
     

Comments コメント  
     

1997

Vol.1Asia meets Asia'97  「アジアが<アジア>と出会うために」西堂行人(演劇評論家)

1998

Vol.2Asia meets Asia'98  「Yさんへの手紙」 堀浩哉(美術家)『LR』11号

2001

Vol.3Asia Meets Asia 2001 中村和夫

2001

Vol.3Asia Meets Asia 2001 シンポジウム 11.21(水)

2003

Vol.4 Asia meets Asia 3003  シンポジウム 10.29

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Message from members  メンバーからのメッセージ
     
  Collaboration of Asia meets Asia  
Archana Kumar, India  English
ーJapanese







Mahmoud  Salimi, Afghanistan
Zhao Chuan, Shanghai
Mahmoud  Salimi, Afghanistan
   
2014 Symposiume
Wu Meng, Shanghai
Tom, Hong Kong
   
2013    Nowhere (Carrying Stone)
Yu Lingna, Shanghai  
Tom Sze Hong  
   
2008    Madman's Diary
Wang Moling, Zhao Chuan, Tom Sez Hong
2003 Asia meets Asia Vol.4
Attila Pessyani   The BAZY Theatre , Iran.
   
2002
Code swiching
黄愛明
   
1997 Asia meets Asia Vol.1
Kenichi Takeda                        Japanese
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2003 " We don't know Asian theater very much. From Asaian theater , we mostly know its traditional theater : Kabuki , Noh , Peking Opera , Kathakali , Ta'zah from Iran...
Asia Meets Asia gives us the opportunity to get familiar with the modern contemporary art of Asia , something that is very important for the largest continent of the world.
Asia Meets Asia is not a big festival but does have a big heart which can embrace all the Asia Theater Family . "
from Attila Pessyani   The BAZY Theatre , Iran.




2002

Asia Meets Asia “Code Switching”に参加にあたって 黄愛明
アジアミーツアジア(以下AMAと省略)の大橋氏と出会ったのは、1997年演出者協会の主催による「東南アジアセミナー」の会場だった。1998年、マレーシアの“Dan Dan Theatre”は参加した。それ以来、ずっとAMAをみるようになった。このような小劇場の活動に誠に感心した。劇団同士が交流する場を用意し、この場をさらに観客に公開した。出演者は届かない存在にはならなかった。小規模であるからこそ本当の交流を果たせたといえる。実行委員K.C. Lokの存在、劇団“Clash” と組むことにより、香港にもAMAが出現した。その上、今回“Code Switching”に参加するアジアのメンバーの履歴をみると、このフェスティバルの色は変わりつづであると私はみている。
さて、今回の“Code Switching”に一週間の共同作業を終えて、何が生まれてくるだろうか、とてもわくわく楽しみにしている。文化背景、表現様式の異なる人々が短時間で、果たしてこの多彩な色をうまく染めることはできるだろうか。ワークショップの発表とはいえ、観客にみても楽しむものでないと、意味がない。そのために、ハプニング、摩擦の火花を期待している。それが創作の元になる。参加者にしろ観客にしろ心に残るこの夏の思い出になったらいいな〜。
ところで、今回のテーマは「都市を演じる」である。「都市」はまた永遠に語り切れない課題だ。インターネットの時代に、情報というものはもはや都市の特権にはなくなっていくが、あらゆる要素の坩堝に変わりはない。文化的・経済的・政治的状況の異なる都市は果たしてオーバーラップされて語られるものはあるだろうか。それをどう表現するかはまた一つの挑戦だ。
まず、自分が8年間も住んでいる東京を振り返ってみる。一言でいうと、東京にあるのは「コム・ゴミニケーション」だ。ここの「コム」は混むを指す。あらゆる情報、建物、人、物に溢れるほどの混雑だ。初めて東京都の鳥瞰図を目にした時、窒息しそうだった。あまりにも密接していることにぞっとした。どこでも人・ひと・ヒト。物理的な距離はあまりにも縮まれた末に、心理的な距離は遠ざかりになった。「我慢〜我慢〜」。ガマンしきれない時に、マッチくらいの摩擦でも、すぐキレる。サーモングラフィーを通してみると、この東京は、真っ赤であったかいだ。残念ながら、そこにあるのは人間のぬくもりではなく、排気による温暖化された炎の町だ。ここの「ゴミ」はいうまでもなく、ゴミのことだ。都市は自分のところだと思われないがちなので、汚れやすい。ゴミが散らかっている渋谷をみれば明らかだ。人はガヤガヤ、カラスはざわざわ。栄養満杯に恵まれるカラスは艶があって、体格も巨大だ。美容健康に心配は要らん!
東京に起きている現象はあまりにも極端だから、描くものも明解になってくる。ほかのアジアの都市に共通している現象が少なくはないが、格差はあると思う。渋滞、人口密度、外国人労働者、余暇を過ごす娯楽として成り立っている消費。犯罪。鉄格子・鉄柵に囲まれる住宅、浮浪者。同レベルで語れることは何だろう。例え、アジアの都市には混沌の中でも、どこかで隙間・余裕がでる。東京にはあるだろうか。しかし、東京では電車を利用すれば渋滞は避けられるが、混雑には抜けられない。マイナスの外面現象しか述べなかったが、都市にも愛しいところがある。しかも、その裏に潜んでいる現象をも含めて、今回のワークを通して発見できたらいい。
――真・しん心の交流に向けて、芯のある創作に――”Let’s have FUN!!


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